1億2702万分の一(平成27年1月1日現在)
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月別アーカイブ  【 2015年03月 】 

ギュウギュウ詰めの通勤電車に乗らなくていい

通勤に1時間以上かかる仕事は断る皆川です。こんにちは。

就職活動中であろう「スーツに着られている人たち」をよく見かけるようになりました。

スーツは買ったがカバンまでは気が回らなかった、という人もチラホラいて微笑ましいです。

リュックで面接に来るの、やめましょうね。


最近「リモート勤務」なるものが出現していて、自宅にいながら仕事ができる、と評判です。

中にはリモート勤務をウリにしている会社も見られます。

そして、就職活動中の方々の中に「リモート勤務希望」の方がいらっしゃったりします。


いいですね、リモート勤務。

ギュウギュウ詰めの満員電車に乗らずにすみますし、通勤時間をゼロにできます。

会社側も交通費や作業スペース、光熱費を節約できて、これぞ未来のワークスタイル!


という、いいところだけ見ちゃって妄想をふくらませている方が存在するようです。

メリットがあればデメリットがある。リモート勤務にももちろんデメリットはあるわけです。

リモート勤務を希望するのはいいのですが、デメリットもちゃんと呑みこんだ上で希望しましょう。


先日、仲間内でリモート勤務の話をする機会があったので、そこで出てきたデメリットについて書いておきたいと思います。

・出世コースから最初から外れる

これ、反論してくる人がいるんですけど、絶対に出世はあり得ませんから。差別とかじゃなく。

なぜなら出世に必要な経験を積むことがありませんし、出世に必要な人脈も情報蓄積も育たないからです。

そして出世などしなくてよい、という方もいらっしゃいます。

それはそれでよいのですが、人生設計として許容していますか?

ずっと一技術者でよい、一事務員でよい、それも選択肢のひとつです。

でも、収入は上がりません。上がったとしても、少々です。

なぜならリモート勤務している人の売上は、常に一人分だからです。

これを上回る給料が払われることはないのですから、上限が決まっています。

じゃあ、なぜ社内勤務だと給料が上がる可能性があるのでしょうか。

それは、一人分以上の売上をあげることができるからです。

若手社員をチームとして率いて、生産性を上げれば5人で10人分の売上を上げたりできるのです。

リモート勤務には、この可能性がありません。


・経験がかたよる

ちょっと考えればわかると思いますが、社会経験がかたよります。

これも出世しない理由のひとつですが、コミュニケーションスキルが上がりません。

特にこれ、技術職を目指す方にはしっかりと認識していただきたいと思います。

技術職は何かを作る仕事です。誰かが使うものを作る仕事です。

社会経験に乏しいと、「誰がどんな使い方をして、どう役に立てるか」を知る機会がありません。

現場を知らないというヤツです。

料理をしたことがない人がキッチンを作ると、料理のできないキッチンが出来上がったりするのです。


リモート勤務は、共働きの主夫/主婦の方や、何らかの障がいを持っている方、親御さんの介護がある方など、事情のある人にはとてもいい勤務体系だと思います。

しかし、事情もないのに「通勤電車に乗りたくない」などの理由でリモート勤務を選ぶのは、とてももったいないことです。


社内勤務とリモート勤務で差があるのはおかしい、とまだ思われる方がいらっしゃるかもしれません。

そこでひとつ、例を出してみましょう。


ベルトコンベアに乗って製品が運ばれています。


Aさんはベルトコンベアの横にいて、トラブルがないか見張っています。

Bさんは離れた部屋でモニターを見て監視しています。

ベルトコンベアから製品が落ちそうにあったとき、Aさんは製品を支えることができます。

しかし、Bさんは見ていることしかできません。


Bさんのモニターには映っていないところで製品が詰まってしまいました。

Aさんはおそらく気づいて直すでしょう。

しかしBさんはトラブルに気づくことすらありません。



いかがでしょうか。

【 2015/03/13 (Fri) 】 社会 | TB(0) | CM(0)
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